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この記事では、不定期で生命環境学科環境科学コースの卒業生の声をお届けします。
今回は、兵庫分析センターで活躍されている水守菜月さんの紹介です。米村研究室(大気環境科学)で学んだことを生かして、お仕事をされています。
水質、大気等の環境分析や作業環境測定等を行っている会社で、私は主に生物化学的酸素要求量(BOD)の測定を行っています。5日間かけてサンプルの減少した酸素量を測定し、工場排水や河川水等の汚れ度合いを調べています。
1年目から仕事を任され責任重大ですが、私たちの分析が人々の健康や安全を守ることができると思うととてもやりがいを感じます。
米村研究室では、ツンドラ土壌の温度を変化させたり雨を加えた時に急激に上昇する二酸化炭素量を調べていました。研究室で行っていたのは大気関係で、現在の仕事は主に水質関係なので、そのまま繋がっているわけではありませんが、授業や研究室で聞いた環境に関することや機械の仕組みなどはそのまま活かされています。また、大学時代に公害防止管理者試験大気関係第2種の資格を取得しました。大学で学んだことの復習や応用ができるだけでなく、現在の仕事で行っていることに関係しているので取得してよかったと思っています。
環境問題が話題となっている今環境に興味があり、環境科学科って何を学ぶのだろうと思い志望しました。
大学生活のほとんどが新型コロナ ウイルスの影響で思うような大学生活は送れませんでした。しかし、友達の家に集まって一緒にご飯を食べて夜遅くまで話したりしたのはとても思い出に残っています。压大小稳赢公式_澳门小赌攻略-彩客网彩票推荐が落ち着いてきてからは遠出もできるようになり、アルバイトで貯めたお金で友達とレンタカーしたりして色々なところに遊びに行きました。また、3年生からは研究室に配属され、ほとんどの時間を研究室で過ごすことが多くなりました。実験の合間に資格の勉強をしたり、友達とご飯を食べたり、たまに研究室の人たち皆でご飯を食べたりと、とても充実していたように思います。庄原キャンパスは交通の便があまり良くないので遠出するのは不便でしたが、静かな所だからこそ勉強に集中できたし、大学卒業後も仲良くできる友達もできて楽しい大学生活でした。
最初は不便な所だなとか思うかもしれませんが、自分の行動次第で充実した大学生活を送ることができると思います。アルバイト、サークル、旅行など自分のやりたいことを自由に楽しんでください!
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生物資源科学部生命環境学科環境科学コースの米村研究室では大気環境科学の研究をしています。ご関心のある方はぜひウェブサイトをのぞいてみてください。
?米村教授