ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 生物資源科学部 > 【生命科学コース】研究室活動の紹介(5)-阿部研究室(動物生殖工学)

本文

【生命科学コース】研究室活動の紹介(5)-阿部研究室(動物生殖工学)

印刷用ページを表示する 2024年10月21日更新

生命科学コースの研究室紹介の第5回目は、動物生殖工学研究室(阿部研究室)になります。

 動物生殖工学研究室(阿部研究室)では、マウス、ウシ、イヌを対象として、卵子の体外培養法や凍結保存法などの生殖補助技術を開発しています。今年度は、大学院生3名、学部4年生5名、学部3年生5名が所属しています。

受精卵

写真1:マウスの卵管から採取した受精卵です。雌マウスにホルモン投与することで過剰排卵を誘起し、1匹のマウスから多数の受精卵を得ることができます。

 

培養液作成

写真2:試薬を量りとり,卵子の培養液を作製しています。この後、pH調整や滅菌処理をしますが、安定した培養成績を得るためには、どの手順も気の抜けない作業です.

卵子の操作

写真3:卵子は直径0.1mm程度の小さな細胞ですので、マウスピースと先端に装着したガラスピペットを使って操作します。この後、培養液に移し、インキュベーターの中で培養します。

 

卵子の凍結保存

写真4:卵子の凍結保存法を改良しています。凍結障害を回避するために様々な耐凍剤を試行し、液体窒素の中で保存します。

遺伝子発現調査
写真5:生殖補助技術が卵子に及ぼす影響を調査するため、遺伝子発現を調べています。
組織プレパラート作成

写真6:卵巣に異常がないかを調べるために、組織プレパラートを作製します。ここでは、卵巣を厚さ5µmに薄切しています。

組織切片観察
写真7:薄切した切片を染色し、形態や細胞死などの状態を観察します。
進捗報告

写真8:得られたデータをまとめ、研究の進捗を研究室内で報告します。

学会発表

写真9:よい成果があがれば、学会でも発表します。



さらに詳しく知りたい人はこちら

生命科学コースHP

大学院生命システム科学専攻HP