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今年度も,「システム開発論」の授業にて,県庁の方々に広島県で取り組んでいる「交通,まちづくり,中山間地域,防災?減災」についてご講演をいただきました。その中で,興味を持った分野を学生自ら選び,修得したシステム開発の手法を利用して,課題解決に向けてグループワークを行いました。
授業の最終回では,各グループで考えた課題,それに対する解決策,その効果について発表し,最後に本授業を受けた感想を述べてもらいました。
「課題を導き出すことが難しかった」と述べるグループが多かったですが,充実感を味わってもらうことができました。また,県庁の方々にも講評していただき,学生にとって,とても良い刺激となっていました。
授業内での作品をDoboXデータチャレンジに応募し,見事1件一次審査を通りました(https://dobox-data-challenge.jp/)。何度も打ち合わせをしてさらにブラッシュアップをして2月1日(土)の最終審査発表会に挑みました。
一般企業および,広島工業大学,近畿大学,福山大学,就実大学(岡山)からも発表に来ていました。他の大学は研究の一環として研究開発をしており,DoboXデータの活用の場について深く知ることができました。金賞,銀賞,銅賞はおしくも逃しましたが,学生賞をいただきました。授業という限られ時間の中で学生の考えを遺憾なく発揮してくれて,とてもよいアイデア作品でした。
作品名 :RUN AWAY
作品概要:避難情報が出た際に,地域の消防団?警察が避難していない人に対して避難の声掛けを行うことができるアイデアを提案