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参加学生氏名 | 鳥飼 いぶきさん |
所属 | 地域創生学科 地域文化コース |
留学年次 | 3年次 |
期間 |
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1 学習内容について
今学期履修したPoetry のクラスがかなり面白いので紹介したいです。この授業は,英語で物語を書いて発表し合うクラスになっており,自分で考えた文章を自由に書いてはクラスへ持っていきます。私以外は当然現地生ばかりなので,writing にも差は出ますが,先生がクラスの外に誰かの作品を持ち出さずクラスの中だけで意見し合う事,そして積極的に良いところを発表し合うことをルールとしているので自分の拙い英語でも安心して発言ができるし,自分の空想のストーリーを話しても恥ずかしくない環境で行えています。先生には留学生に理解がある方とそうでない方がおられ,苦労するクラスもありますが,とにかく分からないことは先生に聞いて意欲を伝えることも大切だと気づきました。
また,今学期は音楽学部のオーケストラにオーデションで合格したので(これも授業として単位がもらえます),週に2回の合奏に参加しています。指揮や指示が英語なためずっと集中しなくてはならず大変ですが,表現の仕方など英語の感覚で音楽を掴む楽しさがあります。留学生は所属する学部がなく,複数の学部にまたがって自由に授業を選択できるというところが良く,おかげで自分の興味があるものを,英語を介して学べる機会になっているなと感じます 。
一方で,今学期は課題が忙しいあまりに思ったより自分のやりたい英語の勉強ができないでいます。留学当初よりも考えずに英語を話せるようになり,listening力も上がったと感じてはいますが,日々英語を使う中で出てこない言葉があるなど文法がまだまだと感じることもあります。ただ最近は英語で話しかけることが怖くなくなったので,隙間時間に基礎を改めて学んだり話している人の言葉を盗んで自分のものにしたり,英語力を上げていき,5月の帰る頃には,英語を話すことにさらに前向きに思える自分でいたいです。
2 生活面について(異文化理解や自身の学びにつながったこと等)
留学をしてから半年が経ちました。自分が予想していたよりも英語の伸びに悩む日々で,2学期の留学を選んで本当に良かったと思っています。前学期で生活や初めての海外に慣れたおかげで,今学期のほうがかなり余裕をもって,自分のやりたいことに目を向けて過ごせています。
最近は,日本語クラスのTA(Teaching Assistant)だけでなく,ASIAN CLUBにも参加し,日本の文化を現地の人に教えるだけでなく,アジアの文化をみんなで学ぶということも行っています。韓国やフランスなど前学期よりも幅広い地域からの留学生もいるので,たくさんの異文化に触れる機会が増えました。2学期目ということもあり,新しい留学生に学校のことを教えるなど,日本が好きなアメリカ人と,文化の違いや言葉の違いを毎日語っては新たな発見を繰り返しており,自然と英語を使う場面も増え,英語を使って自分の文化を知り,相手の文化を知ることの楽しさを学びました。特に休日の過ごし方が大きく変わりました。1番びっくりしたことは,少しでも英語を使うと疲れ切っていたはずの私が,休日にアメリカ人の友達と気が付いたら5時間もおしゃべりしていたことで,驚きと同時に成長を感じています。最後に,私は趣味で音楽をしていてよかったなと強く感じました。これという趣味を持っておくと,そこから広がって友達やコミュニティができ,英語に自信がなかった海外初渡航の私にはとてもよい武器だったなと思います。