1月22日(水曜日)、教職課程を履修している学生有志6名が、呉工業高等専門学校(呉高専)を訪問し、授業を見学させていただきました。
今回見学させていただいたのは、「古典文学Ⅱ」(環境都市工学科2年、石本百合子先生)、「英語Ⅳ」(電気情報工学科2年、大森誠先生)、「英語Ⅵ」(建築学科3年、鈴木浩輔先生)、「日本文学」(機械工学科4年、花澤哲文先生)、「英語Ⅷ」(環境都市工学科4年、松崎翔斗先生)の5科目です。高等教育機関に該当する「高専」では、「モデルコアカリキュラム」(MCC)という独自の教育課程に基づいて授業が実施されています。学生たちは、こうした制度?環境上の特色も視野に入れつつ、先生方の創意に富むご講義を、しきりにメモを取りながら拝聴していました。
また見学終了後には、先生方のご厚意で、意見交換の時間を設けていただきました。はじめに教科別にグループを組み、教育目的や授業の組み立て方等について、細やかなご指導?ご教示をいただきました。その後は全体セッションとして、主に「ことばの教育」という観点から、先生方が日々取り組んでおられる教育?研究活動について話していただきました。
学生たちには、ぜひ今回の経験を、日々の学修や卒業後の教育実践を、より充実させることに活かして欲しいと考えています。呉高専の先生方には、学年末試験前でお忙しい時期に、貴重な時間を割いていただきましたことに、改めて心より御礼申し上げます。
※2月27日(木曜日)に、「呉高専における「ことば」の教育」(仮)と題するミニ?シンポジウムを、本学広島キャンパスにて開催する予定です(詳細については、近日中に改めてご案内いたします)。