ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 地域創生学部 > 【地域文化コース】シンポジウム『呉高専における「ことば」の教育』を開催しました

本文

【地域文化コース】シンポジウム『呉高専における「ことば」の教育』を開催しました

印刷用ページを表示する 2025年3月12日更新
 福田研究室は2月27日(木曜日)、呉工業高等専門学校(呉高専)の先生方3名をお招きして、シンポジウム『呉高専における「ことば」の教育』を開催しました(地域文化コース共催)。
 最初に国語科の花澤哲文先生から、本科4年生(大学1年生相当)を対象とした「日本文学」について授業実践報告をいただき、「ことば」や「考えること」に自覚的であることの大切さを、呉高専の「教育目的」との関連から論じていただきました。次に、英語科の松崎翔斗先生には、高専独自の「モデルコアカリキュラム」を踏まえた授業の目標設定についてお話しいただきました。その上で、ご自身の研究の過程で身に着けてきた「読むこと」を支える知識?技能が、学生らの英語学習においても有益であることをご指摘いただきました。最後に、社会科の小倉亜紗美先生からは、高専出身者というご経歴も踏まえつつ、現在担当されている科目の教育上の狙いに加えて、平和環境学、及び外国にルーツをもつ子どもに関する研究?実践についてご報告をいただきました。
 その後の全体討議では、「校則」と「ことば」の教育との関係性や、技術者を育成する高専において「人文学」や「環境平和学」を学ぶことの意義、「実践性」?「実用性」が重視される高専の英語教育における「四技能」の扱い方など、多岐にわたる問題に論議が及びました。当日の参加者は20名程度で、小ぢんまりとした規模の催しとなりましたが、その分、みっちりと議論を交わすことができました。
 改めまして、今回登壇をご快諾いただいた花澤先生、松崎先生、小倉先生に、心より御礼申し上げます。
ことばの教育1
ことばの教育2
ことばの教育3